| # | 全社共通課題 | 該当店舗 | 評価 |
|---|---|---|---|
| ① | 鮮魚エントリー価格(300〜400円帯)の品揃え不足 コスパ悪化・客数ジリ貧の構造的根本原因。値上げ路線が顧客離れを加速させている。 |
南岩国・出雲ドーム・イオン松江・大田・三刀屋・一の宮 | 最重要 |
| ② | 活気・声出しの不足 特に男性社員のみの営業帯。単価の高い業態において致命的な課題。 |
竹屋町・南岩国・直方・出雲駅南・平井・南岩国・大田 | 最重要 |
| ③ | 店長の過重労働(打刻外稼働含む) 確認2店舗だが他店でも潜在する可能性大。コンプライアンス・人材流出リスク直結。 |
一の宮・イオン松江(確認分) | 緊急 |
| ④ | 手書き掲示・美意識の低下 複数店でセロハンテープ・手書きの氾濫が場末感を助長。お客様へのインフォメーションも否定表現が目立つ。 |
三刀屋・平井・南岩国・直方・徳力 | 優先 |
| ⑤ | 本部機能への不信感の蓄積 「施策が続かない」「システム対応が遅い」「副店長の役割が未定義」など現場から複数の指摘。 |
徳力・苅田 | 要対処 |
| 店舗 | 訪問日 | 店長 | QSC | 店長力量 | 緊急度 | 主要課題・特記事項 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 竹屋町 広島 |
3/10・3/16 2回訪問 |
山口 | B | ◎ | 中 | 活気不足(男性のみ帯)、土曜夜の人員不足。原価管理・仕組み化は高評価。準社員PA加入で改善見込み。 |
| 南岩国 山口 |
3/10 | 原(不在) 篠崎社員対応 |
C | — | 高 | 価格帯高く集客弱。水槽・冷蔵台稼働停止で場末感。イラン情勢後米軍客減。トイレ黒ずみ要改善。 |
| 小郡 山口 |
3/11 | 大東 | B | ○ | 低 | ランチ好調(前年越え)、ディナーは立地的に苦戦。制服老朽化→新品支給指示済み。準社員PA賛同。 |
| 一の宮 山口 |
3/11 | 広瀬 | A | ◎ | 最高 | 店長の雰囲気・声出しは優秀。ただし打刻外稼働(早朝仕入・ラスト)が常態化。法令違反リスク。 |
| 苅田 福岡 |
3/12 | 三浦(不在) 江隈社員対応 |
B | — | 中 | マルチタスク運営が全店最高水準。タッチパネル・システムエラー長期放置(中山部長へ要確認)。 |
| 徳力 北九州 |
3/13 | 惣門 | B | ◎ | 中 | 熱量・顧客コミュニケーション◎。老朽化だがクリンネス良。本部不信感の蓄積あり。エアコン直撃席問題。 |
| 直方 福岡 |
3/13 | 日笠 | C | △ | 高 | 20時過ぎにファサード照明消灯・ブラインド閉鎖(サボり癖)。活気なし。商品以外の付加価値への熱量不足。 |
| 武雄 佐賀 |
3/15 | (確認中) | D | △ | 最高 | 全エリアの衛生が最低水準。駐車場に廃棄物放置。大衛生の即時実施が必須。 |
| 出雲ドーム 島根 |
3/18 | 大崎 | B | △ | 高 | 鮮魚価格が高すぎ→アッパー顧客専用になり客数ジリ貧。トイレ衛生は全店No.1。大崎店長のマインド変革要。 ⚠ 「生本鮪」が実際には生でない(食品表示上NG)→ 要是正 |
| イオン松江 島根 |
3/18 | 常松 | B | ○ | 中 | 前任比で改善傾向。鮮魚エントリー価格が薄い。店長過労(ラスト待機常態化)。身だしなみムラあり。 |
| 三刀屋 島根 |
3/19 | 長嶋 | A | ○ | 低 | クリンネス・ルーチン行動が定着。手書き貼り紙多い・BGMなし。10貫鮮魚盛り+平日100円皿の導入決定。 |
| 大田 島根 |
3/19 | 高見 | C | ○ | 高 | ファサードの集客力ゼロ(看板錆・装飾なし)。価格高イメージが固定。スマホオーダー導入検討。 |
| 出雲駅南 島根 |
3/21 | 市場 | A | ◎ | 低 | タブレット写真品質が全店最高。バッシング・クリンネス優秀。活気やや不足。市場店長は横展開の逸材。 |
| 平井 岡山 |
3/22 | 小山 | C | △ | 中 | 美意識の底上げ急務。手書き・セロハン氾濫。小山店長のぶっきらぼうな接客観が店舗に影響。影山さんは優秀。 |
※ QSC:A=良好、B=標準、C=改善要、D=緊急介入要 / 残5店舗(大安寺・岡山駅前・貫太のすし・本店・東川原)は3月24〜29日訪問後に追記予定
| 店舗 | 好事例の内容 | 横展開先 |
|---|---|---|
| 出雲駅南 市場店長 |
タブレット写真品質が全店最高水準。和食・イタリアン・フレンチ・大手FC等の多業態経験を持ち、アイデア出しと実行力が圧倒的。大森くんのヒット商品開発にも期待。 | 全社のベストプラクティス発信役・商品開発協力 |
| 竹屋町 山口店長 |
タッチパネル・ランチョンの細かいメンテナンスによる売上・満足度・原価の三位一体管理。適正在庫&売り切りごめんの原価管理思考は全社標準化のベース。 | 本部の原価管理標準化プロジェクトの協力者 |
| 小郡 大東店長 |
臨店に備えて開店前から準備(誠実さと前向きな姿勢)。2月度は客数・客単価ともに前年越えの好業績。立地上のディナー苦戦を自ら分析し「ランチで取り切る」戦略を構築・実行中。準社員PA制度にも即賛同。 | 業績管理・先手対応型マネジメントのモデル |
| 苅田 | 3〜4名の少人数でマルチタスク運営が最も機能している店舗。ポジション変更の柔軟性は他のローマンパワー店舗のモデルになりうる。また出雲ドームのメモでも「苅田みたいに300円後半から400円台に鮮魚が充実」と言及されており、鮮魚エントリー価格設計の全社参照モデルでもある。 | 少人数運営モデル(南岩国・大田等)+鮮魚価格帯設計の参考モデル(全店) |
接客台本・ファイブスキルズを軸としたスタイルブックを全21店へ一斉導入。臨店時に平井・大田・大田・イオン松江等で先行説明済み。店長説明マニュアルとOJTツールをセットで展開し、4月中に全店長レクチャー完了を目指す。
全店で服装・髪型のばらつきを確認。男性:襟足刈り上げ統一。女性:帽子への収髪を徹底(代わりに髪色は自由とする)。スタイルブック展開と完全連動させ、同フェーズで一体導入する。
6店舗以上で「300〜400円帯の鮮魚が薄い」ことを独立して指摘。顧客の「コスパが悪い」口コミ・客数減の最大要因。安売りではなく、エントリーから高価格帯まで「レンジのある品揃え」の実現が急務。参考モデルは苅田の価格設計。
三刀屋・平井・南岩国・直方等で手書き・セロハンテープ・否定表現インフォメーションが散乱。本部で統一デザインのPOPテンプレートを整備し、手書き掲示を禁止する。
徳力で客席への直撃が判明。他店でも同様の事象が潜在する可能性あり。全店長へヒアリング票を一斉送付し、対処店舗を把握する。
中山部長へ一次報告済みだが進捗なし。「本部が動いてくれない」という現場の不信感を払拭するためにも早期に対処完了が必要。
| テーマ | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| ローセールス店舗の鮮魚発注ルール見直し | フェア鮮魚が3日以内に消化できず劣化する問題が武雄・大田で確認。発注量の柔軟化または店舗規模別の商品構成最適化を検討。 | 武雄・大田・南岩国等 |
| 三刀屋の鮮魚施策(本部承認)と効果検証 | 10貫鮮魚盛り・平日100円皿の導入を地代家賃の低さをアピールした資料で本部承認を取得。先行検証後、類似条件店舗へ横展開を評価。 | 三刀屋→山陰エリア |
| 山陰エリアの地魚強化路線の確立 | 出雲ドーム・イオン松江・大田・三刀屋は「地魚×エントリー価格」戦略で差別化。出雲駅南はタブレット品質×調理技術路線で分離。 | 山陰4店舗 |
| 副店長の役割定義と育成基準の策定 | 徳力から指摘あり。副店長が「育成対象」として機能しておらず、再現性の欠如や属人化を招いている。全社的な課題として構造化が必要。 | 全店 |
| 全店の店長公休・打刻実態の調査 | 一の宮・イオン松江で確認した打刻外稼働が他店に潜在している可能性。匿名でのヒアリングまたは打刻データの照合で実態を把握する。 | 全店(特に小規模・社員少数店) |
| 現場からの制度改善要望の検討(一の宮:広瀬店長発) | 女性店長ならではの視点を含む5項目の要望が上がっている。①カスハラ対策の整備、②繁忙期明けの店休制度、③おせちノルマの廃止、④従業員割引(福利厚生)の導入、⑤ネームプレート廃止。全店共通で検討に値する項目が多く、中山・平田部門長と連携して方針を出したい。 | 全店(人事・労務政策) |
| 店舗 | 説明状況 | 店長の反応 | 見込み対象・備考 |
|---|---|---|---|
| 竹屋町(山口店長) | 説明済 | 週末の人員不足解消に期待。波木くんは既存主力PA候補として適合。 | 週末夜(特に土曜)の人員補強として加入を期待 |
| 小郡(大東店長) | 前向き賛同 | 制度の趣旨をしっかりと聞いてくれ、賛同。積極的な姿勢。 | ランチ強化に向けた主力PAの育成・登用が期待される |
| 出雲ドーム(大崎店長) | 前向き | 前向きに受け止め。既存の主力PA2名が制度に適合しており、店長自ら推薦意欲を示した。 | 既存主力PA2名が即時対象。売上規模の制約あるが好条件の応募者なら採用可。 |
| イオン松江(常松店長) | 頭出し説明 | マニュアルツールと合わせて約20分説明。スタッフ付きっきり育成スタイルと親和性あり。 | 鮮魚強化の担い手として主力PA育成が有効 |
| 大田(高見店長) | 頭出し説明 | スタイルブックとセットで頭出し。詳細説明は次回臨店にて。 | 店舗コンセプト再構築と連動して活用検討 |
| 平井(小山店長) | 詳細説明済 | 前向きに捉えていた。自身の公休増やヘルパー派遣への活用も理解。 | フリーターメンバー1名が対象候補。人員充足店のため他店ヘルパーとしての活用も依頼。 |
※上記以外の店舗(苅田・一の宮・徳力・直方・武雄・三刀屋・出雲駅南等)は臨店時の状況(店長不在・面談時間の制約)により詳細説明未実施。4月のスタイルブック展開時に合わせて全店説明を完了させる。
初回全店臨店を通じて感じるのは、「現場の力はある」という確信と、「その力が本部の仕組み不全によって引き出されていない」という構造的な課題の二面性です。
山口店長・市場店長・大東店長・長嶋店長・広瀬店長・惣門店長など、個人として非常に優秀な人材が複数存在します。一方、南岩国・大田など、立地やポテンシャルがありながらも「現場が消耗している」店舗も目立ちます。
今後は、好事例を持つ店長をベストプラクティスの発信者として機能させる仕組みを整え、全21店への水平展開を加速させます。並行して、鮮魚価格方針・身だしなみ基準・手書き掲示廃止など「全社統一ルール」を4月に一気に打ち出すことで、「本部が機能している」というメッセージを現場に届けていきます。
作成日:2026年3月22日 / オペレーション部長 石井雄悟 / ※残5店舗(大安寺・岡山駅前・貫太のすし・本店・東川原)訪問後に最終版へ更新予定
鮮魚エントリー価格の欠如
300〜400円帯が薄く、コスパ悪化の口コミ・客数ジリ貧の根本原因。値上げ路線が顧客離れを加速させている。全社方針の決定が急務。
活気・声出しの構造的不足
特に男性社員のみの営業帯に顕著。単価の高い業態において致命的。声出し・スタイルブックの全社展開が不可欠。
店長の打刻外稼働
一の宮・イオン松江で確認。他店でも潜在する可能性大。コンプライアンスリスクおよび人材流出リスクに直結。
| テーマ | 現状 | お願いしたいこと |
|---|---|---|
| ① 鮮魚エントリー価格の全社方針 | 店舗ごとにバラバラ。6店舗以上でコスパ悪化の要因と確認 | 300〜400円帯の鮮魚品揃えを会社方針として決定いただきたい |
| ② 三刀屋の鮮魚施策承認 | 10貫鮮魚盛り・平日100円皿の導入を店長と合意。本部承認が必要 | 地代家賃の低さを根拠に、先行検証の承認をいただきたい |
| ③ 武雄店・一の宮店の対処方針 | 緊急度が高く、双方ともに管理責任に関わる案件 | 武雄:九州エリア社員による大衛生の体制をご了承いただきたい。一の宮:労務是正は本部主導で。 |
| ④ 出雲ドーム「生本鮪」食品表示の是正 | 実際には生ではないにもかかわらず「生本鮪」と表示している(食品表示法上NG) | 至急是正対応。他店での同様ケースがないか確認するよう指示いただきたい |